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ブログ 2017/04/14 19:11
歩きで認知症がわかる予防ができる
現在、65歳以上の10人に1人が認知症になっていると言われています。
認知症の治療法について…
今日も、世界中の研究者や製薬会社などが開発を競っているのでしょうね。
ただ現時点では、認知症を治す決定的な治療法はまだなく、
薬で症状をやわらげて、進行を遅らせるというのが一般的です。
認知症は、脳の中に“アミロイドベータ”というタンパク質が発生し、
それが原因で脳細胞が死滅するのだと言われていますが、
まだまだ分からないことが多いのです。
…ただ初期の段階で対策をすれば、
発症を食い止める可能性が高くなるといわれていますが、
認知症は緩やかに症状が進行するため、周りの家族でさえ気付くのが難しかったりします。
どうしたら「初期段階」で見定めることができるか…
その一つが「歩き方」です。
歩き方が不安定になったり、遅くなったら要注意です。
人が歩く時は周囲を見たり、筋肉を動かしたり、バランスをとったりと、
常に脳を“フル活動”させています。
認知症になるとこの“たくさんの脳のネットワークを同時に働かせること”が難しくなるため、
歩行が不安定になったり、遅くなってしまうんです。
その他、以前で来ていたことができなくなったかな…と思える節があったら
生活改善…運動や食事、社会参加、脳トレなど
日常生活の活性化に励んで欲しいのです。
「歩く」といえば、速度を早く、大股で歩くことで予防ができると言われています。
また、歩き方でてその人の心の状態や健康状態、性格などもわかってしまうそうです。
(C.H)