横浜市霧が丘地域ケアプラザ居宅介護支援事業所
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最新情報

活動報告 2018/07/30 19:27

緑区介護支援研修会「サインから読み解く家族心理」~介護者支援へのアプローチ~

7月27日(金)、緑区役所にて
「サインから読み解く家族心理」~介護者支援へのアプローチ~
が開催され、ケアマネ2名参加して来ました。

講師は、聖学院大学人間福祉学部人間福祉科の堀 恭子教授。

堀教授は、瀬谷区の「介護こころの相談室」にて、月1回カウンセリングを行っているそうです。


講義の中で、来談者中心療法の「カウンセラーの3条件」について話がありました。
来談者中心療法とは、20世紀半ばにロジャースによって確立されたものです。

ロジャースは、人格(パーソナリティ)の受容と成長を重要視した理論を打ち立てました。
まず、「人間には本来、自然な成長の能力がある」という前提で、その人のパーソナリティを考えます。
そして、人間のもつ成長潜在能力を引き出すことで、パーソナリティの受容と成長が達成されると考えます。

そのため、非指示的な関与を特徴としており、あれこれとアドバイスしたり、解決策を提示するのではなく、悩みを抱えているひとが自らの態度や感情を自由に表現させるための関わりが重要視されます。
そして、非指示的な関わりを継続した結果として、必然的に洞察や自己への気づきがもたらされるとしています。

ロジャースは、以下の①~③を「カウンセラーの3条件」としています。
①自己一致(カウンセリングの場面において、カウンセラー自身の態度に裏表がなく、ありのまま純粋であること)
②無条件の肯定的尊重(批判的や審判な態度ではなく、クライアントの存在を無条件に受け入れること)
③共感的理解(クライアントの心の内側の世界をクライアントの立場になったかのように感じ、かつ同時にカウンセラーが自分自身を見失わないこと)

ロジャースは、「この3条件ができれば、誰でもカウンセリングができる」と言っていたそうですが、簡単ではありません。
ある日本の心理学者は、「この3条件は、ホームランを打つためのコツのようなものだ」と話したそうです。
コツがわかれば、ホームランが打てる!というものではありませんよね?

カウンセリングでは、クライエントの話をよく聞き、クライエントの自発的な気づきを促すことで、心の病が癒されていくようにしていきます。

専門職として、我々もあれこれ言いたくなることもありますが、介護者の話を聞く時は、その気持ちをグッと堪えてじっくりと介護者の話を聴くことが重要なのではないでしょうか。

何かしらのアドバイスが欲しいのか、
ただ、聞いてもらいたいのか、
きちんと見極めて対応しなくてはいけないと思いました。

 

(池田)
 

 

 

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